この記事では、木へんに夏と書いて「榎」という漢字の読み方、意味合いについてお伝えしています。
木へんに夏と書いて「榎」という漢字を用いての名字、語源になった植物とその由来についてもご案内します。
もし悩んでいるばなら、ぜひ疑問の解決にぜひ記事をお役立て下さいね。
木へんに夏と書いて何と読むの答え!
木へんに夏と書く漢字「榎」において読み方を伝えていきます。結論から申し上げると、この漢字の読み方は「えのき」と読みます。
「榎」と書いて「えのき」と読むとは漢字だけの様子からは想像がつきませんでしたね。
「榎」という漢字は、名字などに活用される可能性も高い漢字です。例として、榎川と書いて、「えがわ」・「えのかわ」・「えのきがわ」と判読します。
これ以外にも、榎坂と書いて、「えさか」・「えのさか」・「えのきざか」と読むのです。「榎」がつく名字は、京都や東京、福岡にたくさんあります。
そんな「榎」は、植物の名前でもあります。どんな植物だろうかすばやくイメージがつく方は多くはないのではないかと考えます。
植物の「榎」とは何か、次から詳しく解説していきましょう。
榎(えのき)とは何?
植物の榎(えのき)とは背の高い木で、イメージですが夏に枝が大きく拡がって増える木です。そういう理由から、木へんに夏と書いて、枝の木(えのき)とよむようになったわけです。
また、スーパーなどでよく目にする「えのき茸」は、かつては植物の榎に寄生する茸だったため、このまま「えのき茸」とされているのです。
その他、植物の榎を市町村の木として指定している所もあります。このように考えると、榎は案外身近な木であるのがわかりますね。
木+夏の漢字!日本の「榎」
さらに解説すると榎という漢字は、 「ニレ科のエノキという樹木」 ということが、日本での意味です。
エノキは25mに育つこともある、背の高い木です。 エノキという樹木に、中国では 朴(ボク) という漢字があてられています。
この木には、木陰で休める樹木としてえのきの名前が付きました。 枝の木陰で休める木からえのきと言われたのです。
「榎」の読み方をご説明!のまとめ
- 木へんに夏と書いて「えのき」と読む。
- 榎が「えのき」とされるようになったのは、夏に枝が大きく伸びるので「枝の木(えのき)」と呼んだことに基づく。
- 「えのき茸」は、植物の榎に寄生していたキノコだったからそのまま「えのき茸」という名称になった。
- 「榎」がつく名字は、京都や東京、福岡に多い。