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アレン・グリーンとは誰?偲んでの本当の意味とは?

アレン・グリーンって何者?「ショーシャンクの空に」は実話なの?

不朽の名作である、「ショーシャンクの空に」。映画のエンドロールに「アレン・グリーンを偲んで」が表記されているために、何者なのか気になっている人もかなりいるはずです。

監督のフランク・ダラボンさんの関係者や実話といったウワサにも注目します。

「アレン・グリーンを偲んで」の本当の意味!

アメリカ映画では、エンドロール寸前で関係スタッフやキャストの死に対して、追悼の意を表すことが非常に多いとのことです。

「ショーシャンクの空に」でも、ラストに英語で「IN MEMORY OF ALLEN GREENE」と出てきます。

日本訳で「アレン・グリーンを偲んで」という訳ですが、「アレン・グリーン」とは何者なのか、スタッフだろうか、また脇役の出演者では?といろいろ噂が流れました。

アレン・グリーンは監督の古い友人

アレン・グリーンさんは、監督フランク・ダラボンさんの古い親友で、彼が映画の完成の直前に亡くなったので、映画の終わりに彼の名前を出し、追悼の意を表しているそうです。

映画とは直接関わりが無い人

監督フランク・ダラボンさんの親友アレン・グリーンさんは、映画「ショーシャンクの空に」のエージェント(芸能事務所担当者)をしていた人物だったそうです。

映画「ショーシャンクの空に」に関して!

映画「ショーシャンクの空に」は、1994年に米国で公開され、日本では翌年の1995年に公開された作品です。原作はだれで、ストーリーはどんなものかなどを紹介しましょう。

1994年公開の米国映画

「ショーシャンクの空に」の原作は、アメリカのモダン・ホラー小説家スティーブン・キングの中編小説「刑務所のリタ・ヘイワーズ」で、監督は、本作で劇場監督デビューしたフランク・ダラボンさん。

アメリカでは興行的にはうまく行きませんでしたが、アカデミー賞7部門(作品賞、主演男優賞、脚色賞、撮影賞、他)にノミネートを与えられました。

国内では、劇場でもヒットし、1995年度の第19回日本アカデミー賞の外国語映画賞、毎日映画コンクール・外国映画ベストワン賞、キネマ旬報ベストテン・外国映画作品賞・読者選出外国映画ベストテン1位を手にしています。

「ショーシャンクの空に」の主なあらすじ

映画「ショーシャンクの空に」は、妻とその愛人を射殺した容疑で終身刑を受け、ショーシャンク刑務所送りになった銀行家アンディが主役です。

冤罪でありながら投獄され、獄中で数々のいじめに苦しむアンディでありましたが、希望を捨てず自由を手入れるあしたを頼りに獄中の日々を送り、古株の囚人レッドとも家族の様になっていきます。

ある日、アンディの妻を殺した真犯人を知るという男トミーが入所やってきました。 アンディは監獄の所長に再審請求を願い出ますが、所長の反感を買い、懲罰房に入れられてしまいます。

この出来事をきっかけとして刑務所からの脱獄を決心したアンディ・・・。

実話ではないがモデルとなる人物はいた!!

「ショーシャンクの空に」は、実話に違いないと言われることがあるそうですが、フィクションです。

しかし、スティーブン・キングさんの原作には、モデルとなった人物がいるようです。

その人物とは、1957年に交通死亡事故を起こしたフランク・フレッシュウォーターです。彼は少年矯正施設に収監されますが1959年に脱獄。

そして56年間も逃亡を続け79歳のときに警察に再び捕まりました。

アレン・グリーンとは:番外編「ショーシャンクの空に」の名言

「ショーシャンクの空に」では含蓄のあるいろんな名言が生まれています。このページでは、たくさんある名言の中から一部を紹介していきます。

「希望はいいものだ!!」

2回の殺人を犯し、刑務所から帰るということや自分の人生に希望を見失っていたレッド。

ともかく頑なだった彼は、アンディと関わることで少しづつ希望を持つことの現状を思い出すようになっていきます。

最後は刑務所を脱獄したアンディは、レッドに向けて置き手紙を残すことになりますが、そこに書かれていたのが「希望はいいものだ。率直に最高のものだ。

素晴らしいものは決して滅びない」という文章です。 これを読んだ後に釈放を勝ち取ったレッドは、アンディのもとに向かっていきます。

その後のことは描かれていませんが、新しい門出が明るいものであることを暗示する名言です。

「興奮している自分がいる」

アンディの手紙を受けてレッドが口にしたのが、「興奮している自分がいる。スタートに立つ自由な人間だけが感じる興奮なのだろう」という言葉です。

これがレッドが劇中で末に語る言葉で、「希望は持つな」が信条であった彼がどれだけ変わってきたがよく分かる名言です。

レッドの年齢を考えると一層胸に来る言葉でしょう。

「SO WAS RED」

レッドと共に長らく収監されている受刑者で、獄中で他の受刑者に本を配る働きを行っていた少しかわった老人のブルックス。

後に釈放されてアパートに住み働き始めるのですが、新しい生活に馴染むことができずに己で命を絶ってしまいます。

その彼が遺言のように残した言葉が、「Brooks was here」というもの。

ブルックスの死後、彼のアパートの部屋を訪れたレッドは「Brooks was here」というメッセージの横に「So was Red」と書き残します。

レッドがブルックスをどう思っていたのか、このフレーズだけでよく分かります。

「選択は2つだ。必死に生きるか、必死に死ぬかだ。」

アンディの妻を殺した真犯人を把握しているトミーが命を奪われてしまい、無罪となって出所するという希望が断ち切られた彼がレッドに語った言葉が「選択は2つだ。必死に生きるか、必死に死ぬかだ。」です。

希望の光がゼロになってしまっても前向きに必死に生きること、つまりアンディが「脱獄」を選ぶシーンで、彼の不屈の闘志を感じさせます。

未だに愛されているヒューマン映画「ショーシャンクの空に」

映画「ショーシャンクの空に」は、1994年の米国公開時はヒットしませんでしたが、AFI(アメリカ・フィルム・インスティチュート)の映画ベスト100シリーズでは、「感動の映画ベスト100」で23位、「アメリカ映画ベスト100(10周年エディション)」で72位にランクしておりまして、昨今では名作ということで愛されています。

何年かぶりに映画「ショーシャンクの空に」を見直し、心地よい感動につかってみるのもどうでしょうか。

まとめ:アレン・グリーンは監督の親友でありスタッフ

アレン・グリーンさんは、「ショーシャンクの空に」の監督に就いた、フランク・ダラボンさんの親友であり、芸能事務所を担当する映画製作スタッフのメンバーでした。

「ショーシャンクの空に」は実話ではなく、短編小説を元に作られた映画で、だれもが楽しむことの出来る映画として、米国でいまだにテレビ放送されるほどの人気があります。

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