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えのきの賞味期限はいつまでなのか?○○をすれば半年はいける?!

365日手に入り、価格も安定的に安いえのき。じつは、そんなえのきに賞味期限が載せられていないこと、お気づきですか?

ここでは、えのきの賞味期限やその状態を保持する保存方法、新鮮なえのきの選び方などをまとめました。

えのきの賞味期限は「どのくらい?」「いつまで?」

さて、皆さんはきちんと「えのき」の保存できていますか?

買ってきたらいずれにしても直接冷蔵庫に入れているという方や、気がついたら悪くなってしまっていたという経験をした方も中にはいるのではないですか?

えのきは、正しい保存ができれば、より長く、よりおいしく食べられる食材です。

そんなえのきですが、きのこ類のため野菜と同じく生鮮食品に分類されます。そのため賞味期限が載っておらず、どれくらいの期間保存ができるのかわからないという方がほとんどですよね。

保存方法によって保存期間は大きく変わってきますので、方法別にみていきましょう。

常温で保存しても大丈夫?

えのきを買った際、冷蔵庫や野菜室に入れる方が多いようですが、果たして常温でも保存できるのでしょうか。

低温栽培なので常温保存はおススメできない

現時点で売られているえのきの多くは人工栽培されたもので、光を遮断した気温の低い環境下で栽培されています。

えのきはほかの菌に弱く、気温が上がりると、別の菌が活発化させることで生えなくなってしまうこともあります。

そのためえのきを保存する場合には、常温ではなく冷蔵庫で保存することをおすすめします。

冷蔵保存の消費期限は?

野菜室に入れて、冷蔵庫で保存するというのがオススメなえのき。

では、どういった方法や手順で保存すればいいのか。また、冷蔵保存の場合はどれぐらいの保存が可能なのでしょうか。

冷蔵は未開封か否かで変わる

冷蔵庫での保存をオススメしましたが、スーパーで包装されたまま冷蔵庫に入れるのは、やめた方が良いです。早めに食べ切ってしまったり、加工する予定があればOKですが、この方法ですと2〜3日程度しか保存ができません。

その理由はスーパーの包装のままですと袋の中に水分がたまってしまい、えのきがたまった水分に触れることで劣化が早まっていくのでです。

冷蔵庫で保存するときは、面倒ですが袋から出して、じかにキッチンペーパーに包み保存袋で密閉して野菜室で保存するようにしましょう。

この方法で1週間は保存できます。

冷凍保存の消費期限は?

えのきの保存方法としてオススメしたいのが冷凍保存です。この方法をしている方は意外に少ないのではないでしょうか?えのきを冷凍しておくことによって約1カ月ほど保存可能になるだけに限らず、うまみが増すと言われています。とてもお得な方法ではないでしょうか。

じつは、これはえのきだけでなく、きのこ全般に言えることです。きのこ類は、冷凍してもそのまま加熱すればすぐに火が通りますし、使いたいときに必要な分だけ使用できて便利ですよね。

冷凍保存方法

想定外に思われるかもしれませんが、えのきは冷凍保存が可能です。その際、水で洗わずにタッパーやジップ付きの保存袋などに入れて冷凍しましょう。水気が付いていた場合はしっかりふき去ってから冷凍すると良いですよ。

冷凍したえのきは解凍しないでそのまま使えるため、凍らせる前にあらかじめ石づきを切り落とし、簡単に食べられる大きさに切ったりほぐしておきましょう。

ジップ付き袋などに入れる際はなるべくえのき同士がくっつかないように注意し、さらに冷凍しだしてから1時間ほどしたところで少しもみほぐしてあげるとよいですよ。そうするとえのきがくっつかず、使用したい分だけ取り出すことができます。

冷凍した場合の保存期間は?

冷蔵庫なら1週間くらいしか持たなかったえのきも、冷凍しておくことで1ヶ月ほど保存ができます。余分に買ってしまった場合や、直ぐには使う予定がない場合は冷凍しておくのがいいでしょう

乾燥させればさらに長持ち?!

天日干しを行うきのこというと、しいたけが思い浮かびますよね。この干しきのこは当然えのきでもできます。えのきを干して干すことによって保存期間を伸ばし、ビタミンDやうまみ成分であるグアニル酸を増やす効果が期待できます。

このグアニル酸、実は鰹節に入っている「イノシン酸」や昆布に含まれる「グルタミン酸」にならぶ三大うまみ成分になるのです。えのきを乾燥させることから、そのうまみ成分が十数倍にもなると言われます。

賞味期限が長持ちしやすいえのきの見分け方

水滴がついているか否か?

まずはえのきをつつんでいる袋をみてみましょう。袋の中に水滴がついていないかチェックしてみましょう。水滴が付いているものは、時間がたっているという証なので、すでに鮮度が落ち始めています。選択したりしないようにしましょう。

かさの大きさや開きをみる!

次いでえのきのかさ状態をみてみましょう。かさが小ぶりで閉じているということが鮮度の高い証です。えのきのかさは時間がたつにつれ開いていくので、かさが大きく、広げたものは選ばないようにしましょう。

えのきの色の特徴は?

乳白色の物で黄色味がかっていたり、茶色っぽくなってないかチェックしましょう。変色しているものは傷んでいる証です。

ここで気をつけたいのが、もとから茶色のえのきがあるということです。これは「ブラウンえのき」や「味えのき」と言われ、状態に問題があるというわけではないです。実は元来のえのきはかさが茶色という特徴があります。

このブラウンえのきは野生種と普段ご覧になっている栽培種を掛け合わせて作られたものです。

えのきの賞味期限と食せないときの特徴をチェック!

えのきが傷んでしまったり、腐敗して食せない状態を確かめるときの特徴をご存知でしょうか。冷蔵庫の中で時間が経ったえのきが食べることができるかどうか、見方を知っておきましょう。

変色が有るか無いか?

茶色に変色するえのきの引き締まりがなく、全体としてばらけたようになるかさが大きく開くこれらが、見た目での傷んでいるときの変化としてあります。一番イメージを描きやすいのが、白色から黄色、茶色に変色するという点です。

この段階になってしまっていたら腐ってしまっていると考えた方がいいでしょう。また、えのきのかさがポロポロと落ちてしまうという状態もみられます。

匂いが有るか無いか?

外観上傷んでいるか解らないときには、匂いをかいでみて下さい。生臭い匂いやツンと鼻にくるような匂いを感じた場合では、食べないようにしましょう。

すでに傷み始めている証ですので、食べてしまうと体調不良を起こす可能性があります。少しでも異変を感じたのであれば食べないでくださいね。

匂い・変色無しのぬめりは問題無し

私たちがよく見かける白いえのきは一般的に生状態ではぬめりなどないです。もし生の状態でぬめりがあれば、それは「腐敗菌」によるものだと思います。なお、えのきを調理した際に出るぬめりは、食物繊維である「ムチン」によるものですので、別のものですので問題ないです。

根元のカビと“気中菌糸”の見分け方

えのきの根元にくっついている白いフワフワとしたものをみた覚えがありますか?これは「気中菌糸」と呼ばれるものであり、カビだとは言えません。きのこは収穫、包装された後も生きているため表面の細胞が空気中に伸びていきます。カビでなくきのこなので加熱して食べられます。

カビと気中菌糸をどうやって見分ければ良いの?と思う方もいることと思います?本当にカビがついてしまった時には、青や緑色に変色するほかに、異臭やぬめりがあるので、状態をみて判断するようにしましょう。

冷蔵庫で「えのきの賞味期限を延ばす!」保存ポイントはこれ!

えのきの冷蔵庫での保存方法の大事な点を一つずつ見ていきましょう。日頃そのまま冷蔵庫に入れている方も、この一手間をプラスするだけで保存期間がUPしますので、おすすめしたい方法のひとつです。

石づきは落とさない?

1つ目は、石づきを落とさないことが大事です。これは思いもかけないポイントですよね。石づきというときのこを料理するときに最初にカットして捨ててしまう部分なので、いらない部分だと考える人も多いですよね。

じつは石づきを残して保存しておくことによってえのきのシャキシャキとした食感を損わずに保存できます。えのきをもたせるためにも石づきは残したまま保存しましょう。

傷みの進行を予防するにはキッチンペーパー!

2つ目はキッチンペーパーでつつむことが大事になります。えのきは時間の経過と共に、水分が生じます。キッチンペーパーで包むことにより出てきた水分を吸収するので、えのきが水分に触れることによる傷みの進行を防いでくれます。

スーパーで買ってきたら、包装袋から引き出しキッチンペーパーで包むようにしましょう。

密封袋に入れる!?

密閉袋に入れる事です。キッチンペーパーで包んだえのきそのものを密閉袋に入れるか、ラップにしっかりと包んで乾燥することが無いようにしましょう。

また、調理する時にカットしたが、使いきれずに残ってしまったものにおいては、カットしていないものに比べて保存期間が短くなりますので、いずれも乾燥しないよう保存袋に入れてできるだけ早めに使い切ったほうが良いでしょう。

冷蔵庫の野菜室で保存!

ここまでの要点を押えたうえで、野菜室で保存していきましょう。メーカーや機種によって少しの違いはありますが、野菜室の温度は3℃〜7℃となっています。

えのきの栽培過程には3℃〜5℃の環境下で茎の成長を抑える「抑制」という過程があります。このため、野菜室で保存することは、正確な栽培環境に近い状態でえのきを保存をすることができるのです。

冷凍庫で「えのきの賞味期限を延ばす!」保存ポイントはこれ!

えのきを冷凍庫で保存するケースのポイントをご紹介します。こちらの方も、えのきを購入してきてすぐにできますので、覚えておくと効率的な保存方法のひとつです。

束になっているものをばらす

石づきをカットして、束になっているものを手で裂くような感じでばらしましょう。この時お好きなサイズにカットするのもOKです。冷凍庫から出してそのまま調理できて実用的です。

密封袋に入れる(時々ほぐしてね)

お好きなサイズに切り落として、ほぐしたら密閉袋に入れて冷凍庫に入れましょう。たまに冷凍庫から取り出して密閉袋の上からほぐすと、えのき同士が引っつくことなく冷凍できるというわけです。

この一手間を加えることで、調理のときも取り出したい分量だけスピーディーに使えるようになるので非常に便利です。

ダイエット効果あり?の「えのき氷」

えのき氷と叫ばれているものを知っていますか?えのき氷とはその名の通りえのきをペースト状にして凍らせたもののこと。このえのき氷には、脂肪の吸収を抑制する効果や、内臓脂肪を分解するといったダイエット効果が期待できると言われています。

これはえのきに含まれる「キノコキトサン」や食物繊維によるものとされています。

えのき氷の材料(一般的な氷皿二枚分)

えのき:300g
水:400g

えのき氷の作り方

1:石づきをカットし、えのきをざく切りにしていきます。

2:えのきと水をミキサーにかけペースト状に。

3:コゲや吹きこぼれに気をつけながら鍋で60分煮込んでいきます。(沸騰が続く程度の弱火で)

4:えのきのかさがギュッと煮詰めて減ったら、荒熱をとり、製氷皿に流して凍らせます。

1人1日につき3個いただくのが、ちょうど良いとされています。

このえのき氷にすることで、味噌汁やカレーなどさまざまな料理に活用することができますので、えのきを摂りやすくなります。

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雑学王になりたくて、日々様々なことをインプットしています。とくに、お土産・イベント・お祭り ・スポーツ ・ビジネス ・ファッション ・ライフスタイル ・レジャー ・健康 ・動物 ・天体・気象・年末年始・お正月・引っ越し・役立つ雑学・掃除・敬老の日日本の習慣・行事 ・植物・法律・制度・海外・英語・紅葉・結婚式・恋愛・美容・電子機器・テクノロジー・飲食・顔文字・絵文字などのジャンルが得意で、あなたが「今すぐ知りたい」と思うことをズバッと解決する情報を発信していきます。

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