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パラコードの編み方!初心者よ動画を止めるな、この記事を見ろ!「コブラステッチ」を極める最短ルート

👤 この記事の著者
ケンジ(パラコード・マイスター)
アウトドアギア・クラフトマン

【実績】 パラコード作品の販売実績500件以上。ワークショップでの指導経験も豊富で、「不器用さんを救う教え方」に定評がある。
【スタンス】 「動画が速すぎてイライラした過去の自分」を救うつもりで、徹底的に噛み砕いて教える兄貴分。

「動画が速すぎてついていけない…」
「一時停止している間に紐が緩んで、もう訳がわからない!」

せっかく買ったパラコード、無駄にしたくないですよね。
私も最初はそうでした。動画を見て「よし、やるぞ!」と思ったのに、開始3分で「あれ?今どっちの紐を通した?」ってなるあの感覚。

結論から言います。編み物は「動画」より「図解」の方が、自分のペースで進められるので実は簡単なんです。

この記事では、パラコード・マイスターの私が、2色の紐を使った「超・分解図解」と、計算不要の「長さ早見表」で、あなたを完走させます。


【保存版】長さ計算はこれで完璧!パラコード必要量「早見表」

失敗の最大要因は「編んでいる途中で紐が足りなくなること」です。
複雑な計算式は忘れてください。以下の表を見て、必要な長さをカットしましょう。

📊パラコード長さ早見表(コブラステッチ・ブレスレット用)

手首周り (cm)芯の長さ (cm)編み糸の長さ (m)
14cm (女性・細身)16cm2.0m
16cm (女性・標準)18cm2.2m
18cm (男性・標準)20cm2.5m
20cm (男性・太め)22cm2.8m

ポイント:
「長すぎるかな?」と思うくらいでちょうどいいです。余った紐はキーホルダーなどに使えますが、足りない紐はどうにもなりません。心の余裕のために、長めに切りましょう。

動画よりわかる!「コブラステッチ」超・分解コマ送り図解

では、いよいよ編んでいきます。
迷子にならないよう、「赤」「青」の2色の紐を使って解説します。

合言葉は「常に右の紐が上」
コブラステッチの基本はこれだけです。

  1. 右の紐で「4」を作る。
  2. 左の紐を上から通して、下をくぐって、穴から出す。
  3. ギュッと締める。

これをひたすら繰り返すだけです。ね?簡単でしょう?

プロっぽさの分かれ道。「焼き止め」を美しく仕上げる3つのコツ

編み終わったら、余った紐を処理する「焼き止め」です。
ここで失敗すると、黒く焦げたり、ダマになって肌に当たって痛かったりします。プロの仕上がりを目指しましょう。

成功のための3ステップ:

  1. 2-3mm残してカット: 短すぎるとほどけ、長すぎるとダマになります。
  2. 青い炎で炙る: ライターの炎の先端(赤い部分)は煤(スス)がつきます。根元の青い部分を近づけて、じわっと溶かします。
  3. 金属で押し潰す: 溶けたらすぐに、ライターの底やナイフの背(金属部分)でギュッと押し潰して平らにします。指でやると火傷するので絶対にダメ!

簡単なのに上級者見え!「2色編み(バイカラー)」へのアレンジ術

慣れてきたら、2色の紐をつなげて編む「バイカラー」に挑戦してみましょう。
やり方は簡単。2本の紐の端をライターで溶かし、くっつけるだけ(溶着)です。

メリット:

  • おしゃれ: 表と裏で色が違う、プロっぽいデザインになります。
  • 編みやすい: 「右は赤、左は青」と色が分かれているので、編み方を間違えにくくなります。

キャンプギアのナイフの柄や、テントのガイロープの目印にも応用できますよ。


まとめ:自分で編んだギアは、キャンプの相棒になる

自分で編んだパラコードギアは、ただの道具ではありません。
キャンプの夜、焚き火を見ながらふと手首のブレスレットを見て、「これ俺が作ったんだよな」と悦に入る時間は格別です。

まずは早見表で長さを確認して、ハサミを入れてみましょう。
失敗しても、紐はまた買えますから。あなたのキャンプライフが、より豊かになることを応援しています!

📚 参考文献・リンク集

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