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なぜナスを冷凍すると「まずい」と感じるのか?冷凍・解凍方法とおすすめレシピも紹介

ナスを冷凍するとブヨブヨになったりまずくなったりしやすいです。

そこでここではナスを美味しく冷凍保存・解凍する方法などについて解説していきます。

また、冷凍ナスの使い方やおすすめレシピなどについてもお伝えしていくのでぜひ最後までご覧ください。

冷凍ナスがまずいと感じる理由は?

ナスは工夫して冷凍保存しないとまずくなる可能性が高いです。その理由は主に2つあります。

1:水分が抜けてブヨブヨになる

野菜の中でもナスは特に水分が多いです。そのため冷凍することによって、冷凍庫内の乾燥の影響で水分が抜けてブヨブヨになってしまいます。

もちろんそれでも食べることはできますから生のままで冷凍しても構いませんが、美味しく食べたいのであれば適切な方法で冷凍することが大事です。

2:食感が落ちる(かたくなる)

ナスは寒さを嫌う野菜です。そのため冷凍庫に入れると自己防衛のために、皮がかたくなり、その影響で食感が落ちてしまいます。

ちなみにナスを冷凍庫に入れなくても、秋以降、寒暖の差が大きくなってくると皮がかたくなるケースがあります。

そのため皮のかたさが気にならなくなるレシピ・調理方法で食べるのがおすすめです。

ナスを美味しく冷凍保存する方法

ナスが冷凍保存に向かない野菜であることは確かですが、適切な方法で冷凍すれば美味しく食べることができます。

ナスを多めに購入したときなどは以下に挙げていく方法で冷凍することをおすすめします。

1:水気を取る

ナスに限りませんが、野菜を美味しく冷凍するためには水気をできるだけ拭き取っておくことが大事です。

水分が残ったままで冷凍すると、調理時に水分が出てきて、食感が悪くなる可能性が高いからです。

ですからキッチンペーパーなどを使ってしっかり拭いてから冷凍庫に入れることを心がけてください。

ただし、ナスをギュッと押して水分を抜く必要はありません。

あくまでキッチンペーパーに水分を吸収させるだけで十分です。

2:急速冷凍する

これもナスに限らないことですが、急速冷凍することが大事です。

冷凍庫に急速冷凍機能が搭載されているのであればそれを使えばOKです。

水分が抜ける前に凍りますから、鮮度をキープしたまま保存することが可能となります。

急速冷凍機能がないのであれば、金属製のバットなどにナスを置いて冷凍しましょう。

これでも十分素早く凍らせることができます。

3:空気に触れさせない

ナスを冷凍させるときはジップロックなどの密閉できる袋を使うことをおすすめします。

その上できちんと空気を抜いてから閉じましょう。

ナスを空気に触れされたまま保存するとカットしたところが黒色に変色してしまうからです(酸化によるものです)。

一般的なポリ袋を使うと空気が入りやすくなりますからおすすめしません(ナスをカットして保存する場合は特に)。

ナスを冷凍する手順

続いてナスを冷凍する手順を紹介していきます。

いくつかの冷凍方法があり、やり方によってメリット・デメリットは異なります。

生で冷凍保存する場合

  1. ヘタを取ってから使いたい形状にカットする
  2. 水に10分ほど入れてアクを抜く
  3. キッチンペーパーなどで水を拭き取る
  4. ジップロックなどに入れて冷凍庫へ

生のままで冷凍保存する場合は、使いたい形状にカットしやすいため、色々なレシピに使うことができます。

ただし、皮がかたくなってしまいます。そのため大きなサイズで冷凍するのであれば、縞模様に皮をむいておくことをおすすめします。

加熱してから冷凍保存する場合

揚げたり炒めたりしてから冷凍保存する場合の手順は以下の通りです。

  1. ナスを使いたい形状にカットする
  2. キッチンペーパーなどで水分を拭く
  3. 170℃程度の油で炒める(揚げる)
  4. 焼き色がついたら油を切る
  5. 粗熱を取る
  6. 重ならないようにジップロックなどに入れて冷凍庫へ

揚げたり炒めたりしてから冷凍保存すれば、解凍するだけですぐに食べることができます。

また、解凍しても形が崩れにくいです。

ただ、当たり前ですが油を使ったメニューでしか活用できません。

また、根本的な話になってしまいますが揚げたり炒めたりするのが面倒に感じる人もいるでしょう。

レンジで加熱してから冷凍保存する場合

レンジで加熱してから冷凍保存する場合の手順は以下の通りです。

  1. 使いたい形状にカットする
  2. 水に10分ほど入れてアクを抜く
  3. 重ならないように皿などに入れてレンジで5分ほど加熱
  4. 粗熱を取る
  5. キッチンペーパーなどで水分を拭く
  6. ジップロックなどに入れて冷凍庫へ

この方法であれば皮がかたくなりにくいため、皮ごと食べたい場合におすすめです。

また、水っぽくなりませんから食感も保ちやすいです。

ただ、加熱後に水気を切るのが意外と面倒ですし、切り方も限定されています。

冷凍保存したナスの適切な解凍方法

ここまで解説した方法で適切に冷凍しても、解凍の仕方が悪いと味や食感が落ちてしまう可能性があるため気を付けてください。

それでは適切な解凍方法を挙げていきます。

1:そもそも解凍しなくてもOK

凍った状態でフライパンや鍋に入れて、そのまま加熱調理をしても問題ありません。

また、「加熱調理してから冷凍したナス」の場合は、自然解凍するのもおすすめです(煮びたしや揚げびたしなどを作ることができます)。

2:解凍時の注意点

自然解凍に時間をかけすぎるとナスの水分が出て、食感が悪くなります。

そのため完全に解凍されていなくても、ある程度のところで調理を始めることをおすすめします。

また、レンジで解凍する場合は30秒ほどにしましょう。

レンジの高温で加熱しすぎると、せっかく適切な方法で冷凍しても台無しになってしまいます。

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雑学王になりたくて、日々様々なことをインプットしています。とくに、お土産・イベント・お祭り ・スポーツ ・ビジネス ・ファッション ・ライフスタイル ・レジャー ・健康 ・動物 ・天体・気象・年末年始・お正月・引っ越し・役立つ雑学・掃除・敬老の日日本の習慣・行事 ・植物・法律・制度・海外・英語・紅葉・結婚式・恋愛・美容・電子機器・テクノロジー・飲食・顔文字・絵文字などのジャンルが得意で、あなたが「今すぐ知りたい」と思うことをズバッと解決する情報を発信していきます。

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