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無印良品のスーツケースは「買ってはいけない」?旅のプロが認める「3つの進化」と真実

👤 著者プロフィール
トラベルギア・マイスター K(元スーツケース販売員 / 旅行グッズ評論家)
「スーツケースは消耗品だが、愛着の持てる相棒を選ぶべき」と説く、経験豊富なアドバイザー。無印良品の進化を長年見守っており、その実力を公平に評価する。特に、移動中のストレスを軽減する機能性重視のアイテム選びに定評がある。

久しぶりの旅行や出張。新しいスーツケースを探していて、無印良品のシンプルで洗練されたデザインに惹かれたことはありませんか?
でも、ネットで検索すると「買ってはいけない」という不穏な言葉が出てきて、手が止まってしまう……。

「やっぱり専門メーカーじゃないから壊れやすいのかな?」
「見た目だけの雰囲気アイテムなのかな?」

その不安、よく分かります。
元スーツケース販売員の私から見れば、その噂は「10年前の常識」です。
今の無印良品のスーツケース(ハードキャリー)は、専門メーカーも顔負けの進化を遂げています。

見た目だけではありません。中身も伴った「実力派」です。
特に、移動中のストレスを劇的に減らす「キャスター」と「ストッパー」は感動レベルです。
この記事では、旅のプロの視点で、なぜ今、無印を選ぶべきなのか、その理由を徹底解説します。


「すぐ壊れる」は過去の話。心臓部(キャスター)に採用された「HINOMOTO」の衝撃

まず、一番の懸念である「耐久性」についてお話しします。
スーツケースの故障原因No.1は、間違いなく「キャスター(車輪)」です。ここが壊れたら、ただの重い箱になってしまいます。

かつての無印良品のスーツケースは、確かにキャスターの耐久性に課題がありました。しかし、現行モデルは違います。
なんと、日本の老舗錠前・パーツメーカーである「HINOMOTO(日乃本錠前)」製の静音キャスターを採用しているのです。

HINOMOTOのキャスターは、プロの間でも「滑らかで静か、そして壊れにくい」と定評があります。
これを採用している時点で、無印良品のスーツケースは「雑貨屋のオリジナル商品」の域を超え、「専門メーカーと同等のスペック」を手に入れたと言っても過言ではありません。


電車移動のストレスが消える。「手元ストッパー」と「1cm刻みバー」の快適性

次に、実際に使ってみて感動する「機能性」についてです。
日本の旅行スタイルにおいて、無印良品は最強のパートナーになり得ます。

1. 手元で操作できる「ストッパー機能」

電車やバスでの移動中、スーツケースが勝手に転がっていかないように足で挟んで必死に抑えた経験はありませんか?
無印のスーツケースは、ハンドル下にあるボタンを押すだけで、車輪をロックできます。
しゃがんで車輪を操作する必要もありません。揺れる電車内でも、涼しい顔でスマホを見ていられます。

2. 1cm刻みで調節できる「バー」

一般的なスーツケースの持ち手(バー)は、3段階くらいしか調節できません。
「あとちょっと高ければ楽なのに……」と感じたことはありませんか?
無印は、1cm刻みで好きな高さに固定できます。
ヒールを履いている時も、スニーカーの時も、常に腕が疲れない「ベストポジション」で持てるのです。

✍️ 専門家の経験からの一言アドバイス

【結論】: 身長155cm前後の女性にこそ、この機能を試してほしいです。

なぜなら、この点は多くの人が見落としがちで、既製品のバーの高さが微妙に合わず、知らず知らずのうちに腕や肩に負担をかけているからです。1cm単位の微調整ができるだけで、移動の疲れは劇的に軽減されます。これは、専門メーカーでもなかなか見られない、無印ならではの「配慮」です。


シンプルすぎる内装はデメリットか?パッキングの自由度という「逆転の発想」

「内装がシンプルすぎて、ポケットが少ないのが不便そう」
そう感じる方もいるかもしれません。確かに、無印の内装は非常にシンプルです。

しかし、旅慣れた人ほど「仕切りは邪魔」だと考えます。
あらかじめ決められたポケットは、入れたいものが入らなかったり、デッドスペースを生んだりします。

無印のスーツケースは、内装がフラットだからこそ、自分の好きなポーチや仕分けケースを使って、パズルのように自由に詰め込むことができます。
無印良品には優秀な「パラグライダークロスたためる仕分けケース」があります。これらを組み合わせれば、あなただけの最強のパッキングシステムが完成します。


万が一の時も安心。全国の店舗で「修理受付」ができる強み

最後に、購入の決定打となるのが「アフターサービス」です。
ネットで買った格安スーツケースは、壊れたら修理に出すのが大変です。大きな箱を用意して梱包し、宅配便で送らなければなりません。

しかし、無印良品なら、全国の店舗に持ち込めば修理を受け付けてくれます(有償)。
「キャスターの調子が悪いな」と思ったら、買い物のついでに相談できる。
この安心感は、長く使う道具として非常に大きなメリットです。


結論:あなたは買うべき?サイズ選びと「無印良品週間」の活用術

では、あなたは無印良品のスーツケースを買うべきでしょうか?

  • 1〜2泊の国内旅行: 20L(コンパクトでコインロッカーにも入りやすい)
  • 2〜3泊の旅行・出張: 36L(機内持ち込み可能。最も汎用性が高い鉄板サイズ)
  • 1週間程度の海外旅行: 75L(預け入れサイズ。長期滞在に安心)

もし急ぎでなければ、「無印良品週間(全品10%OFF)」の時期を狙うのが賢い買い方です。
2〜3万円の10%は大きいですからね。


「無印だから」選ぶのではない。「機能で勝てるから」選ぶのだ

無印良品のスーツケースは、単なる「雰囲気アイテム」ではありません。
HINOMOTO製キャスターによる耐久性、手元ストッパーによる利便性、そして1cm刻みのバー調節による快適性。
これらを兼ね備えた、旅のプロも認める「実力派」です。

「デザインで選んでしまった」という後ろめたさを感じる必要はありません。
あなたは、機能的にも優れた、最も賢い選択をしたのです。

さあ、新しい相棒と一緒に、快適な旅に出かけましょう。

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参考文献

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