最終回を見て、涙が止まらずにこの記事にたどり着いたあなたへ。
「なんでこんなに悲しいの?」「お願いだから現代で再会して!」と、画面の前で叫びたくなった気持ち、痛いほど分かります。私も放送当時、あまりの切なさに一週間は仕事が手につきませんでした。
でも、安心してください。ヘ・スとワン・ソは、現代で再会しています。
放送ではカットされてしまいましたが、実は「幻のハッピーエンド」が撮影されていたのです。この記事では、主演のイ・ジュンギ本人が明かしたそのシーンの詳細と、IUが残した決定的な「証拠写真」を公開します。これを読めば、あなたの止まらない涙も、きっと温かい癒やしの涙に変わるはずです。
この記事を書いた人
韓ドラ考察ライター・MISA
韓国エンタメ専門コラムニスト / 『麗』廃人歴7年
「最終回のあのシーン、涙で画面が見えませんでしたよね。私も『嘘でしょ?ここで終わり?』とテレビの前で呆然としました。でも、諦めないでください。実はカメラが止まった後、二人の物語には続きがあったんです。イ・ジュンギさんが語ってくれた『幻のラストシーン』、ハンカチを用意して聞いてください。」
涙が止まらない…放送版の「切なすぎる結末」をおさらい
まずは、私たちの心をえぐった放送版のラストを少しだけ振り返りましょう。
現代に戻り、コ・ハジンとして目覚めたヘ・ス。彼女は高麗時代の記憶を「ただの夢」だと思っていましたが、博物館でワン・ソの肖像画を見た瞬間、全てを思い出します。
「ごめんなさい…一人にしてごめんね」
肖像画の中の孤独なワン・ソに向かって、涙ながらに謝るヘ・ス。そして、高麗に残されたワン・ソが「私がお前を探しに行く」と決意するシーンで、物語は幕を閉じました。
あまりにも切ないですよね。互いに想い合っているのに、時空を超えて離れ離れになってしまうなんて。「せめて現代で一目だけでも会わせてあげてよ!」と、脚本家を恨んだ人も多いはずです。私もその一人でした。
でも、実はこの物語には、放送されなかった「本当の続き」があったのです。
【救済】イ・ジュンギが暴露!カットされた「現代再会シーン」の全貌
ここからが本題です。この情報は、イ・ジュンギ本人が韓国の人気ウェブ番組『MMTG(文明特急)』に出演した際に語ったものです。
彼によると、現代の博物館でヘ・スとワン・ソが再会するシーンは、実際に撮影されていました。
幻のラストシーンの内容
イ・ジュンギが語ったそのシーンは、以下のようなものでした。
- 博物館で肖像画を見て泣き崩れるヘ・ス(コ・ハジン)。
- そこに、現代のスーツを着た男性が近づいてくる。
- 彼は泣いているヘ・スに、そっとハンカチを差し出す。
- ヘ・スが顔を上げると、そこには現代に生まれ変わったワン・ソの姿が。
- ワン・ソは高麗の記憶がない様子だが、ヘ・スを見て何かを感じたように立ち止まる。
- 二人は振り返り、互いに微笑み合う。

どうですか? これこそ私たちが求めていた結末ですよね!
イ・ジュンギ自身も「現代のワン・ソのビジュアルも完璧だった」「ファンへのプレゼントとして公開したかった」と語っており、俳優陣にとっても思い入れのあるシーンだったようです。
専門家の経験からの一言アドバイス
【結論】: この未公開シーンを脳内で再生して、初めて『麗』は完結します。
なぜなら、ワン・ソの最後のセリフ「私がお前を探しに行く」は、単なる独り言ではなく、この現代での再会への伏線だったからです。彼は約束通り、時を超えて彼女を見つけ出したのです。そう思えば、あの切ないラストも「再会へのプロローグ」として受け入れられるはずです。
証拠はあるの?IUのインスタに残された「ハンカチの手」
「でも、それって口だけの話じゃないの?」と疑う慎重なあなたへ。
実は、このシーンが存在したことを裏付ける決定的な証拠が残っています。
主演のIU(ヘ・ス役)が、ドラマ放送終了後に自身のInstagramに投稿した写真です。
誰かの手が差し出すハンカチ
その写真には、泣いているヘ・スの後ろ姿と、画面の外から誰かの手がハンカチを差し出している様子が写っています。
(IUのInstagram投稿の描写:しゃがみこんで泣くヘ・スの前に、男性の大きな手が白いハンカチを差し出しているオフショット。キャプションには「ハンカチ…?」という意味深な言葉。)
出典: IU Instagram (@dlwlrma)
この手、よく見るとイ・ジュンギの手なんです。
放送ではワン・ソの姿は映りませんでしたが、この写真こそが、現場で「再会シーン」が撮影されていた何よりの証拠です。IUもまた、悲しむファンのために、こっそりとこの「救い」を残してくれていたのかもしれません。
なぜカットされた?監督の意図とシーズン2の可能性 (FAQ)
最後に、なぜこんな素敵なシーンがお蔵入りになってしまったのか、そしてシーズン2はあるのかについてお答えします。
Q. なぜ再会シーンをカットしたのですか?
A. 「悲しい余韻」を残すためという監督の判断です。
キム・ギュテ監督は、ハッピーエンドでスッキリ終わるよりも、二人の切ない別れを強調することで、視聴者の心に長く残る作品にしたかったようです。結果として私たちは7年も引きずっているわけですから、監督の狙い通り…と言えるかもしれません(悔しいですが!)。
Q. シーズン2の可能性はありますか?
A. 現時点では可能性は低いです。
放送から時間が経っており、キャストも超売れっ子ばかりになっているため、再集結は難しいのが現実です。しかし、中国版『若曦』では続編が作られた前例もありますし、ファンの声が大きければ奇跡が起きるかもしれません。
まとめ:二人の魂は、今も繋がっている
画面には映らなかったけれど、ヘ・スとワン・ソは現代で間違いなく再会しています。
- イ・ジュンギが語った「スーツ姿のワン・ソ」は実在しました。
- IUのインスタには、その証拠となる「ハンカチ」が残されています。
だから、もう悲しまないでください。
高麗で流した涙を、現代のワン・ソがハンカチで拭ってくれたように、二人は今もどこかで笑い合っているはずです。
この真実を知った上で、もう一度U-NEXTなどで最終回を見返してみてください。きっと、前回とは違う温かい涙が流れるはずですよ。
[参考文献リスト]