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なぜキレートレモンは体に悪いといわれるのか?|肥満を招く?期待できる効果は?

「キレートレモンは糖分量が多く、肥満を招く」などの噂もあるため、不安を抱いている人も少なくないと思います。

そこでここではなぜキレートレモンが体に悪いといわれるのか?あと身体への影響やデメリットなどについて解説していきます。

結論から言いますがキレートレモンを安全に飲む方法もありますし、そもそも普通に飲む限りはほぼリスクがない飲み物です。

プラスの効果も期待できますから、そちらについても併せてお伝えします。

キレートレモンのデメリットは?体に悪い影響を及ぼすという噂は本当?

キレートレモンにはクエン酸やビタミンCなどが豊富に含まれており、健康効果を期待できるドリンクとして認識している人が多いです。ただ、その一方で「体に悪いのでは」という口コミも少なくありません。

キレートレモンのデメリットは?どのような理由で体に悪いと言われているのか?

①糖質や炭水化物が多い
例えばコーラ100mlあたりの炭水化物・糖質量は以下の通りです。

炭水化物:11.3g
糖質:11.3g
カロリー:45キロカロリー

そしてキレートレモン100mlあたりの炭水化物・糖質量はこちらです。

炭水化物:17.2g
糖質:17.2g
カロリー:68キロカロリー

「コーラは身体に良くない」というイメージを持っている人は少なくないでしょうが、実はそのコーラよりもキレートレモンの方が炭水化物・糖質量ともに多いのです。

そして糖質を過剰摂取すると、肥満、糖尿病、動脈硬化、癌、認知症などのリスクが高くなりますから気を付けなくてはなりません。

なお「食・楽・健康協会」は食事後に血糖値が上がることについてこのようにコメントしています。

『糖質によって血糖値が上がります。「平均的な血糖値」とは独立して「食事後の高血糖」は、認知症や動脈硬化と関係しているとされています。また、食事後の高血糖によって発生する「酸化ストレス」は癌のリスクを高めると見られています。ですが糖質制限などによって食事後の高血糖をコントロールすることができれば、このような病気のリスクを下げることができると言われています』

糖質をたくさん摂ると血糖値が急激に高くなって、インシュリン(血糖値を下げる働きがある)が大量に発生します。インシュリンが多く生成されると、脂肪の合成が促されてしまうため肥満になる可能性が高いです。また、糖尿病(常に高血糖である状態)を招き、動脈硬化などを併発する恐れもありますから気を付けなくてはなりません。
しかし「食・楽・健康協会」のコメントの通り、糖質を摂取し過ぎないようにすれば、これらを防ぐことができますし、癌などの疾患のリスクを下げることも可能です。

②ビタミンCを摂り過ぎると尿路結石や胃痛のリスクが上がる
ビタミンCを摂り過ぎると尿路結石や胃痛のリスクが上がります。ビタミンCの1日の目安摂取量はこちらです(厚労省より)。

目安摂取量:100㎎
上限摂取量:2000㎎

キレートレモン1本(155ml)で1350㎎ものビタミンCを摂取できますから高効率なのですが、2本以上摂取すると明らかに飲み過ぎということになります。
そして厚労省は以下のようにコメントしています。

『尿路結石になったことがある人にビタミンCを摂取させたところ、2000㎎以上で尿中蓚酸排泄量、尿中ビタミン C 排泄量が上がった。よって2000㎎以上のビタミンCを摂取するべきではない』

ですがビタミンCを1日100㎎以上摂取すれば、心臓病のリスクを下げたり老化を遅くしたりする効果が期待できます。つまり適量であれば、ビタミンCは人体にとってプラスになるということです。

しかし過剰摂取すると上記のような問題が起きる可能性がありますから気を付けてください。キレートレモンを1日1本に抑えたとしても、ビタミンCを多く含むサプリメント(1日分でビタミンC600~700㎎以上)を同時に摂取すると、体に悪い影響が及ぶ恐れがありますから注意が必要です。

キレートレモンに期待できる効果は?

ここまでキレートレモンに関する悪い話をしてきましたが、適切に飲めばむしろ健康効果を期待できます。

キレートレモン主に以下の成分や栄養分が入っています。

・ビタミンC
・カリウム
・クエン酸

ではキレートレモンの3つの効果についてお伝えしていきます。

①美容、アンチエイジング
ビタミンCには美容効果やアンチエイジング効果が望めます。
ビタミンCは抗酸化力を有しており、老化を招く活性酸素の動きを制御してくれます。よってキレートレモンにはアンチエイジング作用もあるといえます。

また、ビタミンCは、コラーゲンを合成するために必要な物質でもあります。
そして肌は「表皮」と「真皮」で構成されているのですが、真皮は「表皮の内部から皮膚の弾性とハリをキープするために欠かせない層」です。
コラーゲンはその真皮の70%ほどを構成している物質ですから、キレートレモンによって間接的にコラーゲンを補うことによって、美肌効果などが期待できます。

少しややこしくなりましたが、まとめると以下の通りです。

キレートレモンでビタミンCを摂取
→ビタミンCはコラーゲンの合成に必要
→コラーゲンは真皮を70%ほど構成している
→真皮は「表皮の内部から皮膚の弾性とハリをキープするために欠かせない層」
→よってキレートレモンには美肌効果が期待できる

②代謝アップ・むくみケア
キレートレモンには代謝アップやむくみケア効果も期待できます。

キレートレモンが含有しているクエン酸には、クエン酸回路(代謝経路)を活性化させて、代謝をアップさせる働きがあるのです。

また、キレートレモンには、むくみ解消効果があるとされているカリウムが入っています。
むくみの主な原因は、「腎臓の働きが衰えて、身体の中の塩分や水分を排出しにくくなること」ですが、カリウムを継続的に摂取することで、身体の中の余計な水分などを排出しやすくなります(つまりむくみをケアできるということです)。

③疲れを取る効果もある
キレートレモンが含有しているクエン酸には疲れを取る効果も期待できます。クエン酸には身体の中に溜まった乳酸(疲労物質の一種)を分解する働きがあるためです。また、摂り込んだ食べ物からエネルギーを生成する役目もあります。

ちなみにクエン酸は、ビタミンB群(エネルギー代謝のために必須)を一緒に摂ると、疲労回復効果がさらに上がるといわれています。

キレートレモンの飲み方のコツ|デメリットを避けるには?

キレートレモンにはさまざまな良い成分が含まれており、いろいろな効果を期待できます。ここからはキレートレモンのメリットをできる限り受け取りつつ、デメリットを避けることができる飲み方を紹介します。

①就寝前に飲むのがおすすめ
入眠してから1~3時間後は成長ホルモンが最も良く出るタイミングであるため、その直前にキレートレモンからクエン酸を摂取しておくことで、筋肉の修復などの効率がアップします。
また、ビタミンCは体外に排出されやすいですが、寝ているときは比較的ビタミンCを失いにくいです。

②1日1本まで。できれば4回ほどに分けて飲む
繰り返しになりますがキレートレモンは1日1本にしましょう。それを守りつつ「ビタミンCを多く含むサプリメント」などを避ければ問題はありません。

そして、4回ほどに避けて飲むとさらに高い効果が期待できますし、安全性も上がります。なぜなら1回で多くビタミンCを摂取しても不要な分は排出されますし、クエン酸を急激に取ると胃を荒らす可能性があるからです(お腹が空いているときに飲むと強い腹痛に襲われる場合もあります)。

4回に分けて飲むなら朝食後・昼食後・夕食後に1回ずつ、そして就寝前に1回飲むといいでしょう。これならキレートレモンのカロリーと糖質の高さはほとんど気になりません。

まとめ|普通の飲み方をする限りキレートレモンにはほぼデメリットなし

キレートレモンにはダイエット効果、疲労回復効果、むくみケア効果などが期待できます。

多く摂取すると糖尿病、尿路結石、肥満などのリスクが上がるものの、1日1本を普通に飲むのであればデメリットはほとんどありません。

そして美容やダイエットなどにキレートレモンを活用したいのであれば、1日1本を4回に分けて飲む生活を続けてみることをおすすめします。

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雑学王になりたくて、日々様々なことをインプットしています。とくに、お土産・イベント・お祭り ・スポーツ ・ビジネス ・ファッション ・ライフスタイル ・レジャー ・健康 ・動物 ・天体・気象・年末年始・お正月・引っ越し・役立つ雑学・掃除・敬老の日日本の習慣・行事 ・植物・法律・制度・海外・英語・紅葉・結婚式・恋愛・美容・電子機器・テクノロジー・飲食・顔文字・絵文字などのジャンルが得意で、あなたが「今すぐ知りたい」と思うことをズバッと解決する情報を発信していきます。

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