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眼科医おすすめコンタクト1day|ドライアイの私が選ぶべき「3つの正解」

佐藤 健一(さとう けんいち)

認定眼鏡士 / コンタクトレンズアドバイザー

眼科併設店で15年以上、延べ3万人以上のレンズ選びをサポート。「眼科医の通訳」として、医学的に正しいレンズ選びをわかりやすく伝えることを使命とする。

夕方になると目が乾いて、PC画面の文字が霞んで見える……。
そんな状態で無理やり瞬きを繰り返しながら、残業をこなしていませんか?

先日、友人が目のトラブルで眼科に通い始めたという話を聞いて、「もしかして、私が今使っているレンズも目に良くないのでは?」と急に不安になった方もいるかもしれません。

ネットで「コンタクト おすすめ」と検索しても、出てくるのは膨大な種類のランキングばかり。「含水率」だの「酸素透過率」だの、難しい言葉が並んでいて、結局どれを選べばいいのかわからない。

そんなあなたに、眼科の現場に立つ私から、はっきりとした「正解」をお伝えします。

実は、眼科医が医学的根拠に基づいて「これなら自分の家族にも勧める」と太鼓判を押す1dayコンタクトは、たった3つしかありません。

今日は、宣伝文句に惑わされず、あなたの目の健康を一生守るための「3つの神レンズ」をご紹介します。


なぜ「うるおい成分配合」を選んでも目が乾くのか?

まず、多くの人が陥りがちな最大の誤解を解いておきましょう。
パッケージに書かれた「うるおい成分配合」「高含水」という言葉を見て、「水がいっぱい入っているなら乾かないはず!」と思って選んでいませんか?

実は、ドライアイの方にとって、高含水レンズは逆効果になることが多いのです。

「高含水レンズ」は涙泥棒?

コンタクトレンズには「含水率(がんすいりつ)」という数値があります。これはレンズの中にどれくらい水分が含まれているかを示すものです。

  • 高含水レンズ(50%以上): 水分を多く含むため、つけ心地は柔らかい。しかし、レンズがその水分量を維持しようとして、あなたの目から涙をスポンジのように吸い取ってしまいます。
  • 低含水レンズ(50%未満): 水分が少ないため、涙を奪いにくい。乾燥に強い。

つまり、涙の量が少ないドライアイの方が高含水レンズを使うと、レンズに涙を奪われ続け、夕方にはパリパリに乾いてしまうのです。これが「うるおいレンズなのに乾く」という現象の正体です。

目の呼吸を助ける「酸素透過率」

もう一つ、絶対に無視できない指標が「酸素透過率(Dk/L値)」です。
目の角膜には血管がなく、空気中の酸素を直接取り込んで呼吸しています。酸素不足になると、充血したり、角膜内皮細胞(再生しない細胞)が死滅したりします。

  • 従来素材(HEMA): 酸素透過率は 20〜30 程度。酸素を通すために水分が必要。
  • シリコーンハイドロゲル: 酸素透過率は 100以上。素材そのものが酸素を通す。

シリコーンハイドロゲル素材は、水分に頼らずに酸素を通せるため、「低含水(乾きにくい)」と「高酸素透過(目に優しい)」を両立できる唯一の素材です。

✍️ 専門家の経験からの一言アドバイス

【結論】: パッケージの「うるおい」という言葉は無視して、裏面の「成分」を見てください。

なぜなら、この点は多くの人が見落としがちで、メーカーの宣伝文句はあくまでイメージだからです。医学的にドライアイを救えるのは、「低含水」かつ「シリコーンハイドロゲル素材」のレンズだけです。この知見が、あなたの成功の助けになれば幸いです。


眼科医が「自分の目に入れたい」と答える3つのレンズ

では、具体的にどのレンズを選べばいいのでしょうか?
現在、日本で販売されている膨大な数のコンタクトレンズの中で、眼科医が高い信頼を置く「シリコーンハイドロゲル1dayの御三家」とも呼べる製品があります。

これらはすべて、目の健康に必要な酸素透過率の基準値(24.1以上)を遥かに超える、Dk/L値100以上のハイスペックレンズです。

1. デイリーズ トータル ワン (アルコン)

「生感覚レンズ」というCMで有名になった、シリコーンレンズの最高峰です。レンズの中心部は低含水でコシがあり、表面だけを含水率80%以上のジェルで覆うという特殊構造をしています。これにより、「乾燥しないのに、つけた瞬間からヌルヌルするほど潤う」という矛盾を解決しました。

2. ワンデーアキュビュー オアシス (J&J)

世界的なシェアを持つジョンソン・エンド・ジョンソンの主力製品です。シリコーン特有の硬さを抑えつつ、涙に似た保湿成分をレンズに閉じ込めています。多くの眼科で取り扱われており、実績と信頼性は抜群です。

3. マイデイ (クーパービジョン)

シリコーンレンズの弱点である「硬さ」を克服した、第三世代のレンズです。特殊な網目構造により、シリコーン成分を減らしつつ高い酸素透過率を維持しています。そのため、従来のレンズに近い「柔らかい」つけ心地が特徴です。


【徹底比較】3強レンズ、あなたに合うのはどれ?

「3つとも良いのはわかったけど、私にはどれが合うの?」
そんな疑問に答えるために、スペックだけでなく、現場でお客様からよく聞く「リアルな使用感」で比較しました。

特に重要なのが「ハンドリング(扱いやすさ)」です。シリコーンレンズは表面がツルツルしていたり、素材にハリがあったりするため、慣れないと外しにくいことがあります。

📊 眼科医推奨「3強」シリコーンレンズ徹底比較

製品名メーカー酸素透過率 (Dk/L値)含水率硬さ・扱いやすさこんな人におすすめ
デイリーズ トータル ワンアルコン15633% (表面80%以上)△ 外しにくい
表面がヌルヌルして滑りやすい
予算度外視で最高の潤いを求める人。
ドライアイが重度な人。
ワンデーアキュビュー オアシスJ&J12138%○ 普通
適度なハリがあり形が崩れない
バランス重視の人。
アキュビュー製品に慣れている人。
マイデイクーパービジョン10054%◎ 非常に良い
柔らかく、従来レンズに近い感覚
シリコーンの硬さが苦手な人。
自然なつけ心地を好む人。

✍️ 専門家の経験からの一言アドバイス

【結論】: 「トータルワン」を選ぶなら、「指を完全に乾かしてから外す」コツを覚えてください。

なぜなら、このレンズは表面が非常に滑りやすく、指に水分や油分がついていると全く掴めないからです。性能は最強ですが、この「外しにくさ」で挫折する方もいます。初めての方は、扱いやすい「オアシス」か「マイデイ」から試すのが無難かもしれません。


ネット通販で「失敗しない」ための安全ルール

最後に、購入方法についてお話しします。
「眼科に行くと待ち時間が長いし、診察代もかかる。ネットで安く買いたい」というのが本音ではないでしょうか。

ネット通販を利用すること自体は、決して悪いことではありません。しかし、「処方箋なし(検査なし)」で購入し続けることには、明確なリスクがあります。

処方箋が必要な本当の理由

  1. 度数のズレ: 視力は日々変化します。合わない度数のレンズを使っていると、眼精疲労や頭痛の原因になります。
  2. サイレントな障害: シリコーンレンズは酸素を通す分、角膜に張り付きやすく、知らぬ間に傷がついていることがあります。自覚症状が出た時には、すでに重症化しているケースも少なくありません。
  3. ベースカーブ(BC)の不一致: 目のカーブに合わないレンズは、ズレたり張り付いたりして不快感の原因になります。

ネットで購入する場合でも、「半年に1回」は必ず眼科で定期検診を受けてください。
「処方箋をもらうために眼科に行く」のではなく、「目の健康診断のついでに処方箋をもらう」という感覚を持つことが、長く快適にコンタクト生活を続ける秘訣です。


「なんとなく」で選ぶのは、今日で終わりにしよう

ここまで、ドライアイに悩むあなたが選ぶべき「3つの正解」をご紹介しました。

  1. デイリーズ トータル ワン: 圧倒的な潤いだが、少し扱いにコツがいる。
  2. ワンデーアキュビュー オアシス: 性能と扱いやすさのバランスが良い優等生。
  3. マイデイ: 柔らかく自然なつけ心地で、シリコーン初心者にも最適。

コンタクトレンズは、角膜というデリケートな臓器の上に直接乗せる「医療機器」です。化粧品や洋服よりも、もっとこだわって選ぶべきものです。

今週末、まずは眼科に行って、こう伝えてみてください。
「シリコーンハイドロゲルのレンズを試してみたいです」

その一言が、夕方の目の乾きからあなたを解放し、クリアな視界で仕事に集中できる未来への第一歩になります。


参考文献


監修者情報(予定)
この記事は、医学的な正確性を期しておりますが、目の状態には個人差がありますので、必ず眼科医の診察を受けてからレンズを選択してください。

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